夜中に悩み事を聞いてくれた看護師さん

まだボクが学生だった頃、ちょっとした風邪を悪化させてしまったボクは二ヶ月ほど近所にある病院に入院した事があります。 そのとき、いきなりの入院生活に動揺を隠しきれなかったボクは看護師さんたちにワガママばかり言ってしまいました。 あまりにもワガママだったボクに対して普通ならお説教をしてくる看護師さんが1人位いても全くおかしくはなかったのですが、有り難いことにボクが入院した病院にいた看護師さんたちは皆さん物凄く優しい看護師さんばかりだったので、ボクはワガママな日々を繰り返していました。

しかし、そんなワガママなガキだったボクも夜中になると寂しくなり、涙を流しながら眠っていたのです。 ある日のよる、いきなりボクの近くにやってきた看護師さんは(何か悩み事とかあれば聞いてあげるよ)と優しく小さな声で言ってきてくれました。 ボクはとても嬉しくて飛び上がりそうなくらい心が温かくなりましたが、まだまだ生意気だった当時のボクは看護師さんの優しさに素直に甘えることが出来ませんでした。 心の中ではめちゃくちゃ看護師さんに甘えたくて甘えたくてたまらない気持ちでいっぱいだったにも関わらず、当時のボクは(大丈夫です)と愛想のない表情で看護師さんの優しさを拒否してしまいました。

今から考えるとかなり勿体ないことをしていたと後悔しまくっています。 たぶん今のボクなら自分から看護師さんにペラペラと悩み事を打ち明けるに違いありません(笑) 人間ってここまで変わるものかと思うくらい、ボクは学生だった頃に比べると大幅に社交的な人間になりました。 それもこれも病院で入院した経験を経て、それから社会で揉まれてきたからこそだと感じています。 過去の自分のピュアな部分はステキですが、素直な気持ちを看護師さんに伝えられなかった事は今でも後悔しているボク。



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